2016年7月4日月曜日

RoboCup2016Leipzig世界大会日本チームの結果

2016世界大会での日本チームの結果をまとめました。

日本チーム結果(入賞チームのみ)2016/07/04 23:29更新

RoboCup2016Leipzig世界大会が終了しました

6月29日〜7月3日まで,ドイツ,ライプチッヒで開催されていました,RoboCup2016Leipzig世界大会が終了しました。日本から参加した15チームは,それぞれに貴重な経験を持ち帰ってくれていることと思います。大会の結果はこちらからご覧いただけます。


2016年6月25日土曜日

ロボカップ2016ライプツィヒ世界大会推薦チームの決定(追加推薦チーム含む最終一覧)

 6月28日〜7月4日まで,ドイツ,ライプツィヒで開催されます,ロボカップ世界大会ジュニア部門への日本からの推薦チームが決定しました。
 これまでの努力に自信を持ち,世界の舞台で,実力を発揮するとともに,世界レベルのチームとの交流の経験を持ち帰って日本のロボカップジュニアのチームに還元して欲しいと願っています。

カテゴリ    チーム名    ブロック
サッカー ライトウェイトリーグ プライマリ    れじすたんす    関東サッカー ライトウェイトリーグ プライマリ    SABA☆ROBO    九州 ※追加推薦チーム
サッカー ライトウェイトリーグ プライマリ    Crest    九州 ※追加推薦チーム
サッカー ライトウェイトリーグ セカンダリ    宗高月夜見    九州
サッカー オープンリーグ    SSS    岡山
サッカー オープンリーグ    Cat-Pot    北信越 ※追加推薦チーム
サッカー オープンリーグ    M Robots    四国 ※追加推薦チーム
レスキュー ライン プライマリ    Explorer    東海
レスキュー ライン セカンダリ    SQUARE    岐阜
レスキュー メイズ    Atlantis    関東
CoSpaceレスキュー プライマリ    Hayabusa    中丹南丹
CoSpaceレスキュー セカンダリ    Sakura    静岡
ダンス プライマリ    宙ペンギンー短い宙の旅ー    関東
ダンス プライマリ    rescuejo    関東 ※追加推薦チーム
ダンス セカンダリ    チーム Hula Girl    北信越

計15チーム

2016年5月22日日曜日

RoboCup2016 -- WEROB2016 Call for Participation

Dear all,

Workshop on Educational Robotics (WEROB) is held during RoboCup Symposium every year. It aims to bring together teachers, mentors, and students from schools, clubs, community centers, and educational institutions offering formal and informal educational robotics learning opportunities to students, to showcase and discuss their experiences, accomplishments, and current practices using robotics. We are looking for presentation proposals from teams, team mentors, robotics educators. Please share the call details below with teams and robotics educators from your region!


                 *** WEROB ***  
         Workshop on Educational Robotics

(an event co-located with the RoboCup Symposium 2016)

               Leipzig, Germany
           http://www.robocup2016.org/

                 July 4th, 2016


The use of robotics for educational purposes has been pursued for a long time and has become more and more popular every year. Several factors have contributed to such situation, including the availability of developmentally appropriate and less expensive robotics kits and individual components, as well as the proliferation of robotics competitions for the pre-university levels. As a consequence, robotics started to be incorporated into classroom lessons and has become a educational tool for teaching concepts in a broad range of areas, from electricity and mechanics to programming, mathematics, physics, etc.

In this workshop, we aim at bringing together teachers, mentors, and students from schools, clubs, community centers, and educational institutions offering formal and informal educational robotics learning opportunities, to discuss their experiences and current practices using robotics. This workshop hopes to also provide a place to share relevant projects and discuss specific technical issues that may arise in different learning setting as well as the impact of robotics in education.

Some examples of topics of particular interest to this workshop are:

- impact of educational robotics on student learning
- impact of educational robotics in the community
- school projects involving robotics
- specific use of robots to demonstrate STEM concepts
- techniques to build robots
- innovative use of sensors or new technology
- showcase of students (teams) accomplishment with robotics, especially with RoboCupJunior leagues


Types of presentations are:
- mentor/teacher presentation of their research and/or practice (20-30 min)
- students/team presentation of their accomplishment (showcase, 20-30 min)
- hands-on workshop to introduce or teach new robotics ideas/tools (1-2 hrs)

For information about past presentations/papers, visit:
http://rcj.robocup.org/resources.html

Important dates:
- submissions deadline: June 10, 2016
- notification of acceptance: June 15, 2016
- submission of final version: June 26, 2016


Submissions:
Please, write a brief text explaining your presentation. It can be from a single page to maximum of 6 pages. All submitted papers must be written in English, in single column and following the template that you can find under "Author Guidelines" in http://www.springer.com/series/1244. Final submission should be minimum 3 pages and maximum 6 pages. We will post all accepted papers and their presentations on the RoboCupJunior website under the resources page.

Once your paper is ready to be submitted, please, send it by email directly to the workshop organizers (Amy Eguchi - amy_eguchi@bloomfield.edu and A. Fernando Ribeiro - fernando@dei.uminho.pt).



If you have registered for RoboCupJunior, you will have an access to the RoboCup Symposium and to this workshop. If you wish to present at the workshop but are not registered for RoboCupJunior or RoboCup, you need to register for the RoboCup Symposium, which will also grant an access to the co-located events such as this workshop.

The workshop organizers:
Amy Eguchi - Bloomfield College, New Jersey, USA - amy_eguchi [AT] bloomfield.edu
A. Fernando Ribeiro, Universidade do Minho, Portugal - fernando [AT] dei.uminho.pt

RoboCup2016Leipzigジュニア運営ボランティアの募集(5/26まで)

今年度も,ロボカップ世界大会のジュニアリーグの運営をお手伝いいただける国際ボランティアの募集をしています。ご希望の方は,以下の要領でお申し込みください。

【必要情報】
Name(英語表記氏名):
E-mail:
League(ボランティアを希望するチャレンジ):
ジュニア大会運営経験(日本語でも可)

【申し込み先】
international [AT] robocupjunior.org

【期限】
5月26日(木)まで



2016年5月15日日曜日

ロボカップ2016世界大会事前講習会について(5/15当日ストリーミングします!)

1.概要

世界大会に参加するチームを対象に,ロボカップジュニアの大会ならではの英会話を含む基礎英会話講座,ロボカップやロボカップジュニアの目的や最新事情,滞在に役立つ現地情報などについて事前講習会を開催します。できるだけ全チームに参加していただきたいと考えておりますので,複数回に分けて実施を予定しています。

2.日程および開催地

5月 8日(日):大阪 インターグループビル1階
5月15日(日):東京 埼玉大学東京ステーションカレッジ

[NEW] 5月15日の事前講習会の様子をUstreamでストリーミングします。ただし,カメラ1台であり,かつ音声が明瞭にとどかないことも予想されますが,あらかじめご了承ください。
世界大会事前講習会ストリーミング(5/15東京会場)(Ustream)10:00〜16:00予定
 

3.スケジュール


 時間
内容
備考
10:00
10:15
開講式

10:15
11:00
「ロボカップ概論2016」
〜ロボカップジュニアのこれまでとこれから〜






11:00
12:00
英会話①

12:00
13:00
昼休憩

13:00
14:30
英会話②

14:30
14:45
休憩

14:45
15:30
ツアーについて,ライプツィッヒ現地情報

15:30
15:45
質疑応答

15:45
16:00
閉講式

16:00


講習会終了・解散

Q&A(2016/05/07 3:56更新)

Q:ポスタープレゼンテーションのサイズは決まっていますか?
A:各チャレンジのルールを確認してください。例えば,現時点のOnStageルールでは,5.2.1章に「The size of the poster should be no larger than A1 (60 x 84 cm).」とあります。

Q:ベルギーでのテロなど最近の様々なヨーロッパでの事件から安全に心配があります。世界大会開催に影響はありますでしょうか。
A:現時点では,開催への影響はなく予定通り開催される見込みです。今後,状況が変化しましたらその都度大会開催委員会(事務局)から直接チームへの連絡や,Regional Repを通して連絡があると思いますので,メールやWebサイトに注意をしていてください。また,特に案内がない限り,大会開催において安全対策は十分にとられており予定通り開催するということですので,憶測で判断をしないように注意してください。

4.注意事項

  • この事前講習会は,JSTの支援を受ける国際科学技術コンテスト事業の一環として開催されます。そのため,ジュニア個人会員の参加者は会場までの旅費支援を受けられます。旅費の申請に必要な書類と手順については,末尾の「事前講習会参加者の旅費申請について」を参照してください。

(参考)事前講習会参加者の旅費申請について

事前講習会へ参加するジュニア個人会員の皆さんは、自宅から会場までの往復交通費の補助を受けられます。旅費を申請するにはJST指定の申請書をはじめとした複数の書類が必要です。下記を参照の上、必要書類を準備してください。
  1. 交通費・宿泊費精算 申請書(JST事業用) <必須>
    1. 申請書としてExcelにて作成されている様式を次に用意しました。会場ごとに様式を用意してありますので,参加する会場のものをご利用ください。
      交通費宿泊費精算申請書(2016事前講習会)(Excel形式)
    2. 申請者はジュニア個人会員です。本人の名義にて書類を作成してください。講習会は各地から日帰りで参加していただけるスケジュールにて計画しています。
    3. 「交通費」欄へは、2.で示す「ルート検索結果」で示されたルートおよび金額を記入してください。
    4. 鉄道での移動が可能な場合の飛行機の利用、深夜バスの利用、前日移動しての現地宿泊などでの申請は認められません。
    5. 新幹線を含む特急および指定席は、自宅最寄駅から目的地の最寄駅まで、片道100km以上の場合のみ利用できます。「振込先金融機関情報」としては本人名義の口座情報を記入してください。やむをえず保護者のものとなる場合は、その関係を記入し、捺印してください。
  2. ルート検索結果 <必須>
    1. 申請する費用が妥当であることを証明する書類として、各種ルート検索や路線検索にて検索した結果を、往路復路ともに印刷し添付してください。
    2. 往路は当日10時までに会場へ到着できるようなものを、復路は16時終了後に帰宅することを想定した検索結果としてください。
    3. 自宅から最寄駅までバスを利用する場合には、バス会社名入りの運賃表と、乗車区間の運賃がわかるものを添付してください。
  3.  領収書
    1.  新幹線など特急料金および指定席料金が発生する場合の旅費申請には、宛名としてジュニア個人会員の氏名が記載されている領収書が必要です。券売機にて購入するような普通乗車券のみでの移動の場合は不要です。
    2. 領収書は旅行代理店または鉄道会社の窓口が発行した物に限ります。(金券ショップ等の発行する領収書は認められません。)
    3. 領収書は原本が必要です。全て原本をお送りください。
送付先
事前講習会の受講後,上記1.〜3.の書類を必要に応じて準備していただき,【5月24日必着】で速やかにロボカップジュニア・ジャパンの事務局まで送付してください。

〒531-0072
大阪市北区豊崎3-20-1
インターGビル
ロボカップジュニア・ジャパン事務局 宛
 

2016年4月25日月曜日

ロボカップ2016世界大会参加チーム関係者への便宜供与の発行について

ロボカップ2016ライプツィヒ(Leipzig)世界大会参加に際して,一社ロボカップジュニアジャパンから所属機関等への便宜供与書類が必要な方は,次の手順でご依頼ください。

【手順】
  1. 次の様式をダウンロードし,必要事項を記入の上印刷してください。
    世界大会便宜供与様式2016(参加者用,Word形式)
    世界大会便宜供与様式2016(メンター用,Word形式)
  2. 返送先の住所を書いた返信用封筒をご用意いただき,必ず切手を貼って,下記住所までお送りください。
  3. また,行き違いの防止,および送付いただいた内容についてこちらからチームに確認させていただく必要が出てくる場合がございますので,お手数ですが郵送した旨を,メールで下記事務局までご連絡ください。

【送付先】
〒531-0072
大阪市北区豊崎3-20-1インターGビル内
一般社団法人 ロボカップジュニア・ジャパン
事務局 宛
※表面に「ジュニアチーム 便宜供与希望」と朱書きで明記してください。
Tel:06-6136-6391
Fax:06-6136-6392

【依頼期限】
5月23日(月)必着
※期限を過ぎる場合はあらかじめお問い合わせください。

【この件に関するお問い合わせ先】
ロボカップジュニア・ジャパン事務局
e-mail: office [AT] robocupjunior.jp
※[AT]を半角@(アットマーク)に変更して空白を詰めてください。

2016年3月8日火曜日

【重要】RoboCup2016Leipzig世界大会ジュニアリーグへの日本チームの推薦方法について(3/19更新)

RoboCup2016Leipzig世界大会への,日本から参加するチームの推薦は,ロボカップジャパンオープン2016愛知終了時に行います。各チャレンジの推薦基準,推薦方法は,各チャレンジの技術委員会により決定します

なお,RoboCup2016Leipzig世界大会への,日本から推薦できるチーム枠数は,ジャパンオープン2016愛知までに決定予定です。

各チャレンジの推薦基準,推薦方法は次の通りです。

サッカー(3/19公開)

Lightweight Secondary及びOpenについてはこちらからご確認ください。
Lightweight Primaryについてはこちらからご確認ください。

レスキュー(3/17公開)

こちらからご確認ください。

CoSpaceレスキュー(3/14公開)

こちらからご確認ください。

ダンス(3/16公開)

こちらの「4)世界大会の選抜方法」からご確認ください。

なお,以上の内容についてのお問い合わせは,所属ブロック,ノードの技術委員を通して,もしくは各チャレンジ技術委員会が定める問い合わせ方法によってお問い合わせください。このブログのコメント蘭では質問はお受けできません。

ロボカップジュニアジャパン
国際担当理事,Regional Representative of Japan
野村泰朗
丹羽尚子

ロボカップにおける「オープン大会」について

更新履歴:
(3/11追記)ジャパンオープンの名称申請におけるメジャーとジュニアの関係および,ロボカップジュニア・ジャパンとロボカップ日本委員会との関係について追記をしました。
(3/11コメント削除)管理者として,3/11 21:00の時点で,情報の錯綜を避けために「サッカー競技者 2016年3月11日 16:35」のコメントを削除させて頂きます。3/11の追記にあるように,ジャパンオープンの開催にあたってはメジャーの大会を開催しているロボカップ日本委員会とジュニアジャパンは連帯して運営しています。当該のコメントにありました「メジャーより:」の発信元の方からの内容を再度確認頂き,コメント内容が正しい時には,再度管理者もしくはロボカップジュニア・ジャパン事務局まで連絡ください。
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ロボカップでは,ジャパンオープン(Japan Open)をはじめジャーマンオープン(German Open),シンガポールオープン(Singapore Open)など「オープン」という名前の付く大会が世界各地で開催されています(参考:RoboCup Upcomming Event)。

このような,「ロボカップ◯◯オープン(RoboCup xxx Open)」という名称の大会は,ロボカップ国際委員会(RoboCup Federation) の承認を得て,ロボカップ公認の大会として開催することとなっています。承認なしにこの名称を用いることは(国際委員会の規則上も,商標権上からも)禁止されています。

ジャパンオープンの名称の使用については,毎回,事前にロボカップ日本委員会会長からロボカップ国際委員会(RoboCup Federation)に申請をしています。その時にJuniorも含めて申請しています。また,ロボカップ国際委員会(RoboCUp Federation)との関係で,ロボカップジュニア・ジャパンがロボカップの名称を使用できるのは,ロボカップ日本委員会の元での活動として認められているからであり,ロボカップの名称に関わる事については,ロボカップジュニア・ジャパンは,常にロボカップ日本委員会と連絡をとって運営しています。(3/11追記)

1.「オープン大会」の定義


ロボカップでは,「オープン(Open)」という言葉が大会名称につく大会(以下これを「オープン大会」と呼びます)では,次のことを前提とした大会運営をすることを求めています。
  1. その大会をオープン大会とするかどうかは,大会を主催する開催委員会が決定し,国際委員会の承認を受けて、国際的な責任のもとで運営される。
  2. オープン大会は、国際大会に準ずる扱いである。例えば,競技運営は多国籍のチームが一緒に競技をすることを前提にした運営を考えることや、国際的に参加チームが実力を試すことができる場となるように運営されることが求められる。
  3. オープン大会は,競技だけでなく(ましてやそこでの勝ち負けだけにこだわるのではなく),広く多様な文化のもとで多様な学びをしている者同士が相互に交流し,お互いに気づきを与え,学びを深める場(いわゆる異文化交流,国際交流の場)となるように運営されることが求められる。
  4. オープン大会は,その国のチームとおなじ条件で海外のチームも(全ての競技種目でないにしても)競技に参加できる大会とする。大会主催者は、国内外分け隔てなく大会に参加できるように配慮をする。
  5. オープン大会に参加する海外チームは、国内チームと同様に参加費および旅費はチームで負担する。海外チームも,ジュニアパーティーなどの参加チーム向けのイベントにも同様に参加できる。
この「オープン」がつく大会,イベントの名称利用の規則は,国内大会にもそのまま当てはまります。例えば,この数年,ブロック・ノードのみなさんの素晴らしい活動の一つとして「せとうちオープン」が開催されていますが,ここでの「オープン」の意味も,もちろん世界を対象にしていただきたいのですが,少なくとも対象を開催地域に限定せず日本全国に広げて頂き,それ以外の考え方は上と同様にしていただく必要があります(参考:せとうちオープン2015@かがわ。(厳密には,「オープン」とつけた時点で海外からも同様に参加できることを宣言しているとみなされます。ですから,仮にせとうちオープンに海外から参加したいという要望があった場合には,最大限対応をすることは求められます。)
日本国内における「ブロック大会」「ノード大会」「日本大会」に対する「オープン大会」という位置付けになります。国内であっても,「ロボカップ」「ロボカップジュニア」と名称のつく大会,イベントについては商標権の問題から必ずロボカップ日本委員会,ロボカップジュニアジャパンに申請をして承認を得る必要があります。「せとうちオープン」についてもジュニアジャパンで承認をしており,その際「オープン大会」であることに関して運営上の要望を主催者に対して行っています。

以上のように,ロボカップにおける「オープン大会」についてその意味や意義を理解をしてください。

2.「オープン大会」と日本大会,ブロック・ノード大会


他方で,ジュニアジャパンでは「ロボカップジュニア日本大会」という名称で大会を開催することがあります(通称では「全国大会」という言葉が使われ ることもあるようですが,ジュニアジャパンでは公式には「日本大会」を使います)。日本大会は,あくまで日本国内の参加者を対象とした大会を意味してお り,基本的には,海外からのチームの参加を前提としない大会運営を考えます。それは例えば,英語等の外国語の大会概要を用意しない,会場において英語等の 外国語のサインや通訳を用意しない,という意味です。
もちろん,日本大会でも海外からのチームの参加を受け入れることはありますが,その場 合にも,上のオープン大会で求められるような配慮をしないことがあります。例えば,交流戦と称して希望する日本チームとのみ対戦する独自のリーグを用意す るなどです(その代り海外からの参加チームの参加費は日本のチームと違いをつけるなどの別な配慮は必要です)。

ジュニアジャパンとしては,メジャーと一緒に日本大会ができることを望んでいますが,開催日程についてジュニアとメジャーの間では調整が難しく,この数年はジュニア単独で日本大会を開催してきました。ジュニア単独での大会を「ロボカップジュニアジャパンオープン」としてオープン大会とすることも可能です。これは毎年度,日本大会の準備にあたって検討されます。その検討の際に,もしメジャーと同時開催が実現するようであれば,メジャーと歩調を揃えます。例えば,2016愛知大会では,ジュニアとメジャーが同時開催できることとなり,その場合はメジャーとジュニアの合同の開催委員会が組織されま す。そして開催委員会として「ジャパンオープン」として開催することを決定しロボカップ国際委員会から承認を得て実施します。このようなケースでは,ジュニアも「オープン大会」の形式をとることとなり,最初に示したような条件をクリアできるように大会を準備し,運営しなければなりません。

3.国際レベルの大会・イベントに積極的に参加しよう!


最初に書きましたように,ジャパンオープン以外にも各国で「オープン(Open)」という言葉がついた大会が開催されており,これらの大会では参加申し込みは世界に向けて開かれていて,堂々と日本のチームも参加申し込みをすることができます。もちろん,チーム数の制約や,参加できる競技種目が限られているということはあり得ますが,その大会では最大限受け入れようと検討してくれます。このように,ロボカップでは,世界大会だけでなく,国際的な大会への参加の機会が多く設けられていることを知っていただき,よい学びの機会として活用していただきたいと思います。

2016年2月25日木曜日

【重要】ジャパンオープン2016愛知における電池検査について

修正履歴:
(3/10追記)充電器の検査についての項目を追記しました。 

ロボカップジャパンオープン2016愛知のジュニアリーグにおける電池検査について以下のように決まりました。すでに議論されているリチウムポリマー電池だけでなく,包括的に電池検査の仕組みを準備しています。参加者は,よく読んで準備をお願いします。
  1. リチウムポリマー電池については、
    「ロボカップジャパンオープン2016愛知における高性能電池の取り扱いについて」
    http://rcjjinternational.blogspot.jp/2015/11/2016.html
    を順守してください。
  2. ジャパンオープン愛知での電池の管理方法は、東海ブロックのやり方を基本的に模範とします。
    (別途WEBで内容を公開する予定です)
  3. リチウム系2次電池(レゴを除く)使用の場合は、次の「リチウム使用届出2016」をダウンロードして必要事項を記入の上、電池検査時に必ず提出してください。
    • リチウム系電池が電池検査の対象内か対象外かどうかは、「リチウム電池チェックシート」を参考にして下さい。
      「リチウム電池チェックシート」はこちらから
    • 「リチウム系電池使用届出書2016(PDF)」はこちらから
    • 「リチウム系電池使用届出書2016(Excel)」はこちらから
  4. リチウムポリマー電池については、上記3)の使用届出書に加え、
    「高性能電池に対する出場ブロック技術委員の確認署名押印手順について」
    http://rcjjinternational.blogspot.jp/2015/11/blog-post.html
    の書類も必要となります。
    • 「Li-Po使用申請書2016(PDF)」はこちらから
    • 「Li-Po使用申請書2016(Excel)」はこちらから
  5. 電池検査の際に、電池の製品名、電圧などの仕様が分かる説明書などをご持参下さい。
  6. チームが持ち込むリチウム2次電池は、電池検査に合格したものしか大会中に使用することができません。
  7. 電池の運搬の際には、必ずセーフティバッグを使用しなければなりません。
  8. 充電中は、電池をセーフティバッグから取出し、セーフティバッグの上に置いて下さい。
  9. サッカーについては、パドックとは別室に充電部屋を設けますので、そこで必ず充電して下さい。
  10. レスキューとダンスについては、それぞれの競技本部近くに充電コーナーを設けますので、必ずそこで充電するようにして下さい。
  11. なお、USBモバイルバッテリーについては、以下の点を電池検査でチェックします。
    1. バッテリー本体改造の有無
    2.  USB規格内の改造無し給電
    3. メーカーの保証範囲の使用
【電池検査について】
今大会より車検において電池検査が追加されます。電池検査のみ準備日の25日の午後にも行いますで,極力事前に電池検査を行うようにしでください。
※毎年車検には多くの時間がかかっています。できるかぎり皆様のご協力をお願いします。

【充電器の検査について】(3/10追記)
リチウム系二次電池を使用する場合,適切に充電しないと事故の発生を招く恐れがあります。そのため,今大会では東海ブロック大会で実施したように,充電器についても適切なものを使用しているか検査を実施します。安全な大会運営のため,ご協力をお願い致します。

今大会で使用可能な充電器は以下のとおりです。
1.使用電池メーカーの指定品・推奨品・規格適合品であること。
2.バランス充電(各セル電圧監視)機能付き品であること。
3.充電器の自作品・改造品は使用不可。

【サッカー充電部屋の管理について】
サッカー充電部屋の管理はスタッフが行います。ただ、ロボカップジュニアの運営はボランティアで行われており、例年スタッフの確保に大変苦慮しております。円滑な競技に加え、運営中の不慮の事故を防ぐためにも、チーム関係者の皆様には、1チーム1名以上の方にスタッフのお申し出をお願いできれば幸いです。

【Li-po&Li-feの過充電&発火テスト】
3月5日(土)16:00~から”たかはま夢・未来塾”にて、Li-po & Li-feの過充電&発火テストを行います。見学される方はこちらからお問い合せ内容に「リチウム系バッテリー発火テスト」と入力の上,ご連絡をお願いします。(終了しました)

以上ご協力のほどよろしくお願いいたします。

ロボカップジュニア2016愛知
実行委員長 水野勝教
実行委員  中島晃芳